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着任情報 (A01-2)

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東京大学理学系研究科に大学院生として在籍後、愛媛大学の学振PDとしてドイツのバイエルン地球科学研究所(BGI)に長期滞在されていた飯塚理子さんが、2016年12月1日より東京大学大学院理学系研究科地殻化学実験施設に着任されました。
飯塚さんは、これまで高圧下における水酸化物の水素結合の変化や含水鉱物の変形実験を行われ、また最近では、J-PARCの超高圧中性子回折装置(PLANET)において鉄-ケイ酸塩-水系の中性子その場観察を行い、地球の核-マントル分化過程への水素の影響を明らかにされてきました。
今後は計画研究A01-2構造物性班(班長:鈴木昭夫 東北大学)の一員として同班鍵教授の下、レーザー加熱とダイヤモンドアンビルセルを組み合わせた高温高圧実験から、地球形成初期における軽元素の振舞いを解明する計画です。